座敷の神様
引用元:
http://www.geocities.jp/mitaka_makita/kaisetu/hotei.html
長雨で工事が全然進んでいない我が家です。
今回は座敷の話になります。
盛りだくさんの内容になります。
各所想像しながら休み休み御覧ください。
座敷の神様は布袋様。
座敷といっても、我が家の場合は2階の寝室と子供室が該当します。
本来なら居間、リビングやダイニングが該当するはずですが、我が家のリビングは仕事場で、ダイニングはオープンなキッチンとつながっていてるので、それぞれ別の神様の担当となります。
リビング→また後日
ダイニング→キッチンの神様の記事をご覧ください。
我が家の2階はワンフロアで壁がなく、全てつながっています。
吹き抜けとも繋がっていますので、山小屋の屋根裏?ロフト?みたいな扱いです。
(壁とか屋根とかの躯体の費用がとにかく高いのです。費用を抑えるなら壁を少なくするのが一番有効。安藤忠雄さんは、ローコストにする為、屋根を無くした建築も設計するくらい)
2Fの概要はこちら↓
南側の窓は、延焼ラインにかかるので、全てシャッター付きの引き違い窓。(網入りは見た目にちょっと、、、。強化ガラスだと1箇所につき10万円位アップ、、、。ま、カーテン嫌いな我が家には向いている)
南側に均等に同じ物が3つ配置されます。
真ん中の窓は、階段幅と引き違いの窓片側一枚分がちょうど同じになるので、階段下から見ると一枚のガラスに見える。
ここは素敵ポイント!
あと、ここには布団干し用のバーが窓下外に付きます。
リビングとの間の窓2枚は造作窓で、回転欄間か、跳ね上げ窓か検討中。
2Fから仕事場が覗ける様になります。
東西の窓は、
西側は書き忘れたので、次のスケッチに書きます。
東側は窓無し。
朝日が眩しいからかな?予算的にかな?
私的には欲しかったですが、、、。
です。
窓の高さ幅とか、取り付け高さはかなり情報量が多いので省きます。
ここに将来的な図を重ねるとこうなります↓
(忘れていた西側縦スリットすべり出し窓を追記しました。この窓は北風を取り込む唯一の窓になります。)
(スリットすべり出し窓は、開けた扉に風を受けるので、風取り入れにとても有効な窓です)
竣工時は壁が一切ない2階ですが、将来子供が大きくなって、プライバシーを要求されたら、寝台車の様に壁を立ててあげます。(私が)
それぞれのベッドスペースから仕事場を見下ろせる。
(一応2人の子供が出来るとしています)
壁を立てると、通路(廊下)ができるわけですが、そこにそれぞれの勉強机を並べる計画です。
南側から光を受けてしっかり勉強して欲しいですね。
窓の取り付け高さも、お隣さんから見えない様に高めに設定してあります。
通路とベッドスペースは仕切るかどうか未定ですが、一応仕切っても大丈夫な様に、西側の窓とAC位置は調整してあります。
仕切り方は、上部は開けて、カーテンか、IKEAのクローゼット用のガラス扉をつけると思います。
東側は夫婦の寝室となりますが、子供が大きくなるまでは、リビングとして使います。
腰壁になっているのは、薪ストーブの暖気を2階でも活かす為と、シーリングファンの掃除をし易くする為です。
1階からの抜け感も演出できます。
で、お気付きのように、東側のAC、変な位置にACが付いていますよね?
外壁沿いでなくて、腰壁にACが付いている。
空間として1階まで全て仕切りがない我が家ですので、空調計画はかなり難航しました。
それに加えてAC室内機はなるべく見せたくない。
予想段階で、全てを叶えるのは難しいですが、どうせ新築ならばと、こだわってみることにしました。
設計士の案に私のアイデアを加えた物がこちら↓
幸い腰壁部分はダイニング側に30センチほど張り出しているので、そこに収まると考えました。
腰壁にAC用のボックスを作り、冷気を2F側とダイニング側に吐き出せる様に扉やガラリなどで細工します。
2Fにいる時は2F側のみを開け、1Fにいる時は1F側のみを開ける。
設計士の案だと、ここに2F用とダイニング用の2台ACを仕込む様になっていましたが、エアコンだらけになるのでちょっと、、、。費用もかさむし。
これならば1台で済む。
ボックスにACを仕込むと、温度センサーが働いて止まってしまうので、温度センサーの無い安いACを選べるのも経費削減に貢献する。
2F側は足元が冷える事になるけれど、扇風機などで空気を攪拌すればいいし、西側のACを付ければ、天井付近も冷やせる。
(2階の西側のACを空間全体のメインと考えていたので、少し大きめの出力の物を選びたい)
因みに家全体の冷房計画は、
リビング(仕事場)に1台、
2階西側に1台、
床下エアコン1台(これをダイニングの冷房としても共用出来ないか打診中)
の計3台。
ここに腰壁に付けるACを加える。
の4台でいけないかなーと。
ここの腰壁ACの問題点もある。
それは、室内にダクトが通る事。
多分室外に通す事も出来るはずだが、東側は道路に面していて、外観に影響するので、設計士的には外に出したくないみたい。
それらも考えると、室内の腰壁(AC室内機)と、東側(ダクト)に隠蔽用のボックスが必要になる。
でもこれは、考え様によっては活用出来るかもしれない。
そのアイデアがこちら↓
(パースが変ですが、、、)
それぞれの出っ張りを利用して、TVボートとか本棚を作ってしまおうという案。
本はクローゼットの記事で触れた様に、見せても良いものばかりなのでちょうどよい。
高さはそれぞれに合わせて作れば良いし。
ACを隠す為だけに、ここまでする必要があるかどうかはそれぞれの家庭によると思いますが、色々勉強になる機会なので、楽しくやっております。
と、まあ今のところ布袋さん関連はこんな感じです。
今も設計士が一生懸命調整してくれています。
長々とお付き合いありがとうございました。
近々、恵比寿さんが登場いたします。
お楽しみに〜。
つづく