窓って凄いね
これ凄くないですか?
、、、、
分かんないか、、、。
私も冷静になると分かりません笑
でも、感じたのは、
すべり出しの機構が一点下辺真ん中にあり、
扉の動きを支える支点が窓側辺両脇横にあること。
素人が考えると、窓上辺に2箇所蝶番をつければ済むことのように感じてしまいます。
両脇横にあることによって、扉がブレず、カチッとした動きになるのです。
凄いですね。
日夜そんなことを考えている研究者がいるわけですよ。
窓のために、、、。
我が家の窓は全てYKKapのエピソードシリーズで、
内側が木目調、
外側が黒です。
窓枠(ガラス面)の細さはLIXILには負けるものの、木目調の質感、作り共に大満足です。
当然ガラスは2重で、
素材もアルミと樹脂の複合で、全て樹脂製のトップグレードに比べると一段落ちるものの断熱性能はとても高いです。
我が家の暖房は薪ストーブ1台、床下エアコン1台、室内エアコン1台の3つですが、真冬でもどれか一つだけで充分暖かく、窓から寒さを感じた事は有りません。
結露も一切していません。
このスリット窓は、全開に出来るのが好きです。
子供が良くここから外を見ています。
(夜間撮影の為分かりにくい、、、)
窓と一言に言っても、住宅の顔の様な物でとても大切なパーツです。
住人のセンスすら伺わせます。
〜風の住宅も窓の形と配置で演出出来ますし、
配置箇所を間違えて、夏めちゃくちゃ暑くなってしまったり、暗ーい家になってしまう様な失敗の可能性だって内包しています。
逆にいえば、北側立地でも明るい室内にするアイデアだって沢山考えられています。
採光
換気
見た目
防犯
遮音
ここまで様々な役割を与えられた建築部材もなかなかないでしょう。
その形の種類だって、ここに書ききれないくらい数多く存在します。
更には取り付ける位置によって呼び名が変わってくる始末、、、。
窓を哲学する事はほぼ家の哲学と言っても過言ではないかもしれません。
窓から家をデザインしてみるとしても嘘は無い。
我が家は出来る事ならば全て造作窓にしたかったですが、
こういう気合の入ったプロダクトを気軽に選ぶのも歴史や技術に裏打ちされた理論を感じる事が出来て、悪くないです。
奥が深いですなあ。マド。
最後に、最近気付いた我が家の一番好きな風景を一枚。
(2階室内→仕事場高窓→ダイニングの高窓から外を望む)
つづく