「ガーデニング」植栽計画2本目以降の樹
今年5月にプンゲンス ホプシーを家の北東の角に地植えてから4ヶ月近くが経ちました。
過去↓
おおよそですが10センチほど育っています。
成長の遅い樹ですので、高窓を隠すまでにはまだまだ年月がかかりそうです。
現在↓
それで、そろそろ次なる計画に移りたいのですが、全体の計画としては次の様な流れで考えています。
中高木をあと2本植え付け。
石や枕木などを使ってエリア分け。
ウッドフェンス 、ウッドデッキの施工。
グランドカバー植物の植え付け。
低木、草花の植え付け。
全てDIYにて行います。
何年かかるか分かりませんが、、、。
で今現在進行中なのが、2本目の中高木の選定です。
選定で考慮しているのは、以下の3つ。
1. 「視線」
2. 「手間」
3. 「調和」
「視線」
我が家の斜向かいには5階建マンションが建っています。
現状ですと、目隠しの為の対策は何もしておらず、ダイニングの掃き出し窓のブラインドを開けると、道路からも、マンションからも中が丸見えとなってしまいます。
道路からの視線は後々作るウッドフェンスで対策出来るのですが、流石に5階から見下ろされるとウッドフェンスでは隠しきれないです。
掃き出し窓からの延長でウッドデッキを作って、そこでみんなでBBQなど出来たら良いなと考えているので、なおのこと上からの視線は気になります。
そこで、目隠しできるような樹種がないかと探っているわけです。
と言うことは、図の様にある程度高さが必要となりますね。
(赤丸の所の選定中です。青矢印は既に植えてあるプンゲンスホプシー。まだ図程大きくはないですが。)
「手間」
これは絶対ではないですが、極力世話が要らない種類のものが良いと思っています。
となれば当然落葉樹<常緑樹です。
地質の改質や定期的な肥料散布なども不要な方が良い。
あとは敷地に対する大きさなどですが、
植え付けようと思っている地面はさほど広くなく、上空には電線も走っています。
これをどう考えるか。
「調和」
建物の外観や既に植わっているプンゲンスとの調和を目指します。
出来てくるウッドフェンス にも合う物がよいです。
外壁は黒っぽいガルバで、造作の木製窓枠(出来てくるウッドフェンスも同じ色に塗る予定)などには、シッケンスの明るい茶色の塗装がしてあります。
ポストは緑です。
目指したいのは「山小屋風」なので、その辺りも考慮したいところ。
まずは必要な情報を元に樹木をざっくり分類して見ました。
(丸は我が家に適合する部分)
樹高:低木/中木/⭕️高木
葉の代謝:⭕️常緑樹/落葉樹
葉の形:⭕️針葉樹/広葉樹
幹の形:株立ち/⭕️一本立ち
樹形:開帳性/⭕️直立性
この他にも枝の垂れ下がり方や色なんかもありますがひとまず。
で、当てはまるものを色々調べまして、これにかなり気持ちが向いています。↓
アカマツ!🌲
青森で見た赤松林が美しかったんですわ。
それぞれ当てはめてみましょう。
「目隠し」
剪定の仕方によってはマンションからの視線を丁度遮る辺りに枝葉を多く残せば可能だと考えます。
葉も細いですし、そこまで密になる樹種では無いですが、それは、隣にあるプンゲンスへの日照を考えると、むしろ好都合です。
「手間」
巨木になるので、手間はかかるでしょう。
ネットでも維持管理には膨大な費用と手間がかかると書いてありました。
その為か最近では個人宅には見ないのでしょう。
でも、水や肥料を抑える事で成長を遅く出来るようなので、やってやれなくはないと個人的には根拠のない自信があります。
また、どうせ煙突掃除の為に一年に一回屋根に登るし、屋根上から剪定作業は可能でしょう。
高さもある程度の所で剪定や根を止めて詰めてしまえなくも無い。
ま、最悪は切り倒しますが、、、。
虫対策もそこそこ必要ですが、プンゲンスに準じているので、さほど苦慮はしないず。
地質は特にこだわらないらしいので、問題無さそうです。
気候なども日本全国の山の樹なので問題なし。
植え付け箇所の狭さも基本的には上に伸びる樹種なので問題はないと見ています。
そしてポイントは
値段がお安いところ!
↓
プンゲンスでこのサイズだと1万円を余裕で超えます、、、。
さすが自生種!
「調和」
プンゲンスとは親戚のような常緑針葉樹なんで、合わないはずはない。
山の樹なので、山小屋風も求められますしね。
一番のポイントは幹が赤いこと。幹を楽しむ樹木に間違い有りません。夕日に映えると美しいそうです。
木製窓枠の色にもぴったり。青っぽいプンゲンスとのコントラストも良いだろう。
根元に石の囲いなんかがあるとさらに映えるかもしれない。
楽しみになってきた。
まとめ
良い点: お安い。形の自由度が高い。今となっては目立つ。どこでも育つ。
悪い点: 大きくなると剪定の手間がかかる。剪定次第では和風になる。コモ巻きなど虫対策が必要。綺麗な空気が好きなため、薪ストーブの煙突からの排気が心配。
どうでしょうか。最近では一般住宅ではほとんど見なくなった赤松。
和風住宅の大きな庭で愉しむ樹の印象ですが、赤く明るい樹皮や、盆栽にも使われる剪定の自由さ、細く長く育つ樹形は、中々現代の住宅でも再考の価値があるのではないでしょうか。
赤松を選ぶと、我が家の場合、2本目のシンボルツリーとなります。
造園の世界では、同じような種類の樹を植えると、メリハリがなくなるのでダメとか言われているようですが、我が家はDIYが基本。
自分でやって見てダメならやめることもできる。
あまり既存の情報に左右されずやるのがDIYの楽しみ方だと思っています。
「やってみてさぁ〜だめだったらさぁ〜やめればいいじゃん」
の精神で続く