suzukisanchi’s blog

建築事務所にお願いして薪ストーブのある家を建てました。その後の生活などを書いています。

S建築事務所との出会い(初対面の巻)

予備知識で、施主に対してだいぶ厳しそうなイメージを抱いたS建築事務所へ遂に突撃する日を迎えました。

その時の事を書きます。
まだ息子が産まれる前でしたかな、、。


事務所は隣県の街中にあり、なんの変哲もない雑居ビルの一角でした。

一階には小料理屋が有って、その脇の細い急な階段を上がるとありました。
古いビルで、床にはあの緑っぽい塗料が塗ってありました。
分かりますかね?その感じ。昭和感ダダ漏れ感。

ほんで、ひっくいドアを叩くと、なかから若い女性スタッフが出て来ました。
中に案内されると、居ましたSさん(所長)
webの感じより大分若いなと思いました。
後で聞いたら、筋トレが趣味らいしですわ笑
所長といっても、2.3人?くらいのスタッフしかいない模様。

他のHMとか大手工務店に行った感じとは全く違った雰囲気でした。(そんなに多く回った訳では無いですが)

営業トーク的な雰囲気は一切ない、専門家らしい会話しかなかったです。建築事務所ってそんなもんかな?

それと、圧巻だったのは今まで設計した建築の模型が、アクリルの箱に入れられ、ところ狭しと積んであること。
一般住宅から公共の施設まで200は普通にありそうだった。
まだ奥にしまってあるそうな。

1人でその数を設計するのはさぞかし大変で情熱が必要な仕事だよね。


出してもらったコーヒーをすすりながら、そんな感じで事務所の雰囲気を確認しながら、S所長と話した内容は、
希望の広さの建物を建てるには、どの位土地面積がいるのかって事と、坪単価の話。

土地の方は、まだ決まってなかったから、その条件で探す様にした。
坪単価は60万後半から70万円台という話だった。
坪単価ってほとんど参考にならないので、聞き流したけども。

楽しかったのは、その場で色々スケッチしてくれた事。
傾斜地ならこういう風な家の形をするかなとか。
旗竿地ならこんなとか。


S所長の第1印象としては、
施主におもねらない事(営業心は一切ない)
建築オタク(建築が大好きで童心を忘れない)

て感じでした。


私はこれには萌えました。
施主におもねらないって事は、条件さえ合えば対等に議論出来る事だと思ったし、
建築オタクって事は、建築を文化として捉えているって事であるから、私の信条とも一致する。


S建築事務所を選ばないという理由は無かったです。


つづく

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ