諦めたもの その2
工事が進むにつれて、
様々な理由で諦めたもの(変更)が出てまいりました。
そのひとつをご紹介します。
先ずはこちらをご覧ください。
PB(石膏ボード)
のエッジの種類です。
サイズあたりの値段は全て一緒です。
一般の住宅ならばベベルエッジを使う現場が多いと思います。
ベベルエッジのPBはクロスの下地として多く使われます。
我が家は塗り壁なので、クロスは施工しません。
その為、テーパーエッジのPBを使い、パテや目地テープを全てテーパー部分に収めて、その不陸が目立たない様にする様にするつもりでした。
ベベルエッジだと、どうしても目地処理の盛り上がりが、光によって浮き出て見えてしまいます。
これをドライウォール工法と言うそうです。
http://www.kenchikuyogo.com/315-to/054-dry.html
http://yoshino-gypsum.com/kouhou/board/board01.html
ですが、ドライウォールを徹底する為には、PBを横貼りかつ千鳥貼りしないといけません。
参考はこちら。
http://www.ysdrywall.com/construction/boardfix.html
強度が出るし、綺麗に収まるのでいい事づくめなんですがね。
横貼りにする為には、横方向の胴縁を多く追加しないといけません。
この分の追加費用が約4万円。
この追加分はなんとかなりそうだったのですが、やはり現場が嫌がる、、、。
2×4工法ならまだしも、在来工法との相性はよろしくないらしい。
要は面倒だという事ですね。
なんてこったい、、、。
まあ仕方ないかな。現場の判断を大切にしたいと思いも有りますしね。
現場で悲しそうにしていた私をみて、棟梁が、せめて胴縁を追加しないでテーパーエッジを使えるところは使います。掛け貼りも徹底します。と言ってくれたのが救いでしたが、本当はそれじゃ意味ないんだよなー。
残念🤢
クラックが心配です、、、。
つづく