仕事場の神様 その3
引用元:
http://www.geocities.jp/mitaka_makita/kaisetu/ebisu.html
仕事場の内壁材について考えています。
当初の案ですと、価格の安さと塗装処理のし易さなどから、ごく一般的なPB(石膏ボード)仕上げとしていました。
西面の一部はMクロスとして、ビスを効く様にする。
ですが先日、担当のK君と現場の意見として、Mクロスはサブロクサイズしか無くて、他のPBとの取り合いがうまくないので、合板下地プラスPBではダメか?と提案がありました。
ここは私もちょうど考えていた部分で、PB仕上げだと綺麗に仕上がるものの、傷や汚れが目立つ不安を感じていました。
まあ特に強く変更したい意思は持ってはいなかったので、放ってありました。
そこに今回の提案です。なにか運命的なものを感じたので、これを機に、該当部分だけでなく、仕事場全体の壁の仕上げを考え直してみる事にしました。
仕事場壁の条件としては、
ビスが効く
白塗装する
傷、ホコリが目立たない
意匠性
ひび割れが気にならない
PBと同等のコスパ
そしてその条件から、
思いつく他の壁材候補としては、
1.クロス
2.板張り
3.木毛セメント
4.OSB
5.ラーチ合板
6.セメントボード
です。
ではそれぞれ見ていきましょう。
(画像はお借りしています)
1.クロス
(大体お分かりかと思いますので画像は省きます)
これは無いです。
汚れ防止の物は出ていますが、そういう問題で無くて、意匠の部分で私の信条に反する。
2.板張り
これは結構かっこよく仕上がりそうですし、塗装したらカントリー風の壁が出来ます。
しかし、追加で胴縁などの下地が必要な事と、板自体も高価なので無理ですね、多分。
3.木毛セメント
これもなかなかいい感じですね。
価格もかなり安価ですし、白塗装品もある。
(我が家の天井材は、軒天含め、全てこれです)
ですが、懸念点としては、
精度が低い事。
また目が荒いので、目にホコリが入り込む事。
その辺りが問題です。
天井も壁も同じ質になるのもつまらんしね。どうだろう。
もっと目が細かいのがあればいいのかな?
4.OSB
OSBとはいわゆる木片を押し固めて出来た合板です。
サンダー処理して塗装しやすくした物もあります。
白く塗るとこんな感じ。あえてきっちりならない仕様の場合。
これならホコリのつもりも気にならないかな。
傷やビス穴も目立たない。
無塗装の施工イメージはこんな。
OBSは元々下地材なので、強度は十分。精度も高いので、目地処理せずに突き当てでいけるかもしれない。
ただPBよりは高価であるのと、少し時代遅れな意匠ではある。
5.ラーチ合板
こちらも下地材の代表格。
使い方によっては木目を活かした仕上げにできる。
表面は荒い
白くするならこんな感じ
無塗装の施工例
価格は安めだしサイズ展開も豊富。
ただ、反りが結構出やすいので注意が必要。
あと、節があるものが多い。
6.セメントボード
セメントボードとしましたが、上記以外の非木質合板の新建材。ケイカル板など。
例えばAICAのモイス
http://www.aica-tech.co.jp/products/moiss_index.html
ケイカル板より少し目が荒い。
そして高い、、、。💰❌
実際どうなるかはまだ決定していないが、予算的な問題もあるので、どうにもならなければ、PBベースになりますね。
どうなることやら。
つづく