suzukisanchi’s blog

建築事務所にお願いして薪ストーブのある家を建てました。その後の生活などを書いています。

外壁、屋根その2

前回に引き続き主に外壁の話

我が家が選んだ外壁材を記しておく。


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メーカーはNISC
色はギングロ(屋根同色)
形状は小波縦貼り

である。



色:
ギングロとブラックパールで悩んだが、お隣さんが黒のガルバスパンだったので、ギングロにした。黒のガルバ最近多いしね〜。
ガルバは光の具合によって色味が変わり、悩む方もいるが、私はむしろ表情があって良いと思う。
だから実際がサンプルと違ってもサンプルのイメージで直感的に選ぶ事をオススメする。
強いイメージは崩れない。フラフラと選んだイメージは後でゆらぐ。
オレンジ、ロクショウなんかも面白くて良いけどね(妻の反対によって却下)
外壁は植栽の背景ともなるのであまり派手な色も選びにくいしね。
屋根も同色のガルバとして、ギングロの1つの大きな箱の様になればいいなと思う。
他の役物(煙突、窓枠、雨樋、ポストなど)は黒で統一して重厚感のある外観を目指す。



形状:
ザ・トタン形状笑
普通角波を選ぶと思う。継ぎ目を隠しやすいし、トタン感を減らせるからね。でも最近はどこもかしこも角波じゃない?

既成概念、既視感に回収されるデザインは良いものと言えない。そう思ったので、小波にした。

大波横貼りが店舗などで使われ初めているので、小波縦貼りとした。横は雨流れが悪そうだしね。
あと。小波としたのはもう1つ理由があって、凹みにくい事。
角波はフラットな面が多く、故に凹み易い。暑さ1ミリも無いからね。
コツンと何かを当てただけで凹んでしまったら、新築ならなおのこと悲しい。
小波はR状の曲げの連続なので強度は角波より、衝突への耐性がある。
我が家は外壁沿いに薪を置くので、その点は配慮した。

(角波の方ごめんなさい)



施工方法:
ガルバを外壁全体にぐるりと貼っていくわけだが、角の処理にこだわった。
室伏次郎さんの建築の様に角部分に役物を設けず、ガルバを90°折ってまわす。よりドライな印象になるはずだ。小波でしか出来ないデザイン性の高い方法だ。
前回書いた様に、縦の継ぎ目を無くす為に長さは特注。
屋根はロック葺き。防水性は申し分ない。


来週はいよいよ上棟だ。


つづく


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